本日の稽古参加者
私 娘 MKさん

2週間私の都合でお休みだったので3週間ぶりの稽古

8月も終わりだというのに今日も非常に暑い

まあそんなことはお構いなしに稽古スタート

四股立ちでの移動から始まり基本稽古

今日は横蹴りを中心に行う

剛柔系の横蹴りは、他流派のように横方向に向かって蹴るのではなく、正面に前蹴りのように抱え込み、軸足を回転させ蹴り込む

この抱え込みと、股関節、膝の連動は「重さを乗せる」蹴りにつながる

ということで、回し蹴りへの応用についても稽古

軽くぶつけても骨まで響く重さが出る

伝統派の娘にとっても「刺す蹴り」の稽古となる

ここでMKさんから質問

「回し蹴りの威力がいまいちでないのですが・・・」

動作を見てみると、蹴り足を抱え込んでから蹴りまでに「間」がある

引き足の力が使えず、「膝から先の蹴り」になっている

ということで、引き足の威力を蹴り足に乗せる稽古

MKさんは前蹴りは上手にできているので、この感覚はすでにある

後は、タイミングの問題

股関節を緩め、引き足の力をそのまま蹴り足に伝える

すると無理に軸足を回転させなくても自然ともっとも効率の良いところで回ってくれる

これまで無理に軸足を回転させていたようでタイミングが合わないと威力も抜け、身体を痛める原因にもなっていたよう

何度か稽古すると様になってきた

MKさんは本当に真面目で教えたことを実践使用と何度も反復する

娘にも見習ってほしいところですね

こんな感じで前半終了

後半は娘は形稽古、MKさんは組手における間合いの取り方・入り方の稽古

MKさんどうしても追い込まれるとただ単に下がりがち、それを「意思を持って間合いを切る」に変えるよう稽古

これ逃げの意識があるとできず、攻めの意識があってはじめてできること

なかなか難しいところではありますが、身につけると大分楽になる

娘はセーパイの稽古中、いつの間にか大分様になってきた

後は切れの出し方、溜めなどの細かいポイントになってくる

こうして後半も終了

宮城県も緊急事態措置の追加地域になり、来週から稽古もお休み

また2週間稽古できませんが、みな自主稽古励んでね